腐れ縁のあいつと、一週間同居することになった件! ーチャラそうに見えて私を溺愛していた彼っ!!ー

けど、三年間これを見続けてたら、もうさすがに二人の関係性が分かってきて、女子は私のことを気にすることが無くなった。

私にも、海飛にも、お互いに何の恋愛感情も持ってないことが分かってきたんだと思う。


「二人って、ホンっと仲いいね。」

「仲良くない!!」


日奈が言ったのを、速攻で私たちは否定する。


「あ、ハモった。」


ボソッと、日奈が言った。


「俺と、幼馴染でいられることに感謝しろ。」


海飛はやたら上から目線だ。


「あんたのことは、幼馴染じゃなくて腐れ縁だと思っているので。」


しっかり、私は言い返す。


「腐れ縁って、俺たちにぴったりだな。」


ヘッと、海飛が言った。

なんかこう、、海飛ってほんとにムカつくんだよね!!


「喧嘩はほどほどになー。」


そう声をかけてきたのは、海飛の友だち、松風 空青(まつかぜ こうせい)だ。海飛と対照的で、松風はとってもさわやかだ。


「分かってるよ。じゃあな、腐れ縁のやつ。」


キー――! ムカつくぅぅぅぅ。ホント、朝っぱらからやめてよね。


「椿ちゃん、授業始まっちゃうから、準備しないと。」


日奈に言われてはっとする。