さっき迄浮かれていたのに、
自宅マンションのエレベーターに乗り、
自宅のドアの鍵を開ける頃には、
気持ちが沈んでいた。
「ただいま…」
一応、玄関でそう言う。
多分、父親はまだ帰って来ていないし、
後妻の真紀さんには、今日は遅くなると事前に伝えている。
だから、夕飯はいらないと。
最近、彼女なりに頑張って料理をしてくれているみたいで、
以前みたいに惣菜を出される事が減った。
そのどれも味は微妙だし、
相変わらず私と彼女は口喧嘩ばかりだけど。
それなりには真紀さんに感謝しているからか、
そのお礼に、と、プレゼント。
結局、あの水色のクマのぬいぐるみのおもちゃを買った。
私は玄関入ってすぐ横の自分の部屋に入り、
そのfamiliarの紙袋を机の上に置くと、
とりあえずクローゼットからパンツを取り出した。
もう風呂に入るのだけど、
それまで待てない。
とりあえず、それを履き替え、
これを洗濯物に出すのもあれなので、
厳重に袋に入れて、部屋のゴミ箱へ捨てた。
その汚れは、私だけじゃなく、
ナツキのものもあるのだろうか…。
自宅マンションのエレベーターに乗り、
自宅のドアの鍵を開ける頃には、
気持ちが沈んでいた。
「ただいま…」
一応、玄関でそう言う。
多分、父親はまだ帰って来ていないし、
後妻の真紀さんには、今日は遅くなると事前に伝えている。
だから、夕飯はいらないと。
最近、彼女なりに頑張って料理をしてくれているみたいで、
以前みたいに惣菜を出される事が減った。
そのどれも味は微妙だし、
相変わらず私と彼女は口喧嘩ばかりだけど。
それなりには真紀さんに感謝しているからか、
そのお礼に、と、プレゼント。
結局、あの水色のクマのぬいぐるみのおもちゃを買った。
私は玄関入ってすぐ横の自分の部屋に入り、
そのfamiliarの紙袋を机の上に置くと、
とりあえずクローゼットからパンツを取り出した。
もう風呂に入るのだけど、
それまで待てない。
とりあえず、それを履き替え、
これを洗濯物に出すのもあれなので、
厳重に袋に入れて、部屋のゴミ箱へ捨てた。
その汚れは、私だけじゃなく、
ナツキのものもあるのだろうか…。