しばらくして、警察がやってきた。


部長が警察に連絡したため、これから事情聴取などすることに。

私、疲れたんだけど…


なんて、言ってられない。

今すぐにでも被害届けを出さないと、いつまでも怖い思いをするんだって夏夢さんに説得されたし。


「お疲れでしょうが、お話し伺ってもよろしいですか?」

「はい…」

「ゆっくりで大丈夫です」

「ありがとうございます」


警察官は2名来て、女性と男性。

男性を見ると少し怖くなり、ビクッとしてしまった。


警察の人はそれに気づき、女性警察官に話しを聞くようにと言っていたのを聞こえて

すごく申し訳ない気持ちであるけど、少し安心して話すことができた。


もちろん夏夢さんも隣にいてくれて、ずっと手を握っててくれたのも安心できた。


話し終えたあと、警察官は何か言っていたけどわからない。

話し終えたあとの私は、強烈な睡魔に襲われていて半分意識がなかったから。


警察官が帰って行ったのは気づいた。

その後、部長が「ゆっくり寝な」と言ってくれたのを最後に私は眠りについた。