午前6時。








_________ピロン♪










______ピロン♪ ピロン♪








ピロン♪ ピロン♪ ピロン♪......



「んー.....もぉぉぉ!!うるっさいなぁっ!!!」


そう声を上げた白瀬 華(しろせはな)は鳴り止まないメッセージの通知にうんざりしながら目を覚ました。





"華ぁ〜"


"おはよー"


"なぁ華〜"

"もう起きたー?"

"俺華居なくて寂しいよー"




もう、ほんっとにコイツは.....



土曜くらい寝かせろっ!




「はぁあぁぁ.....なんとかなんないかなぁーっ.......!!」





高校2年の初めに告白され付き合って1年経つけど、いつからこんなことになったのだろうか。








華は大きく伸びをし、パジャマのまま階段を降りた。