「ひまり?顔赤いけど大丈夫?」


蓮は心配そうにひまりの顔を覗き込んだ。


「な、なんでもないよ。」

「まさか、ジュンちゃんいやらしいことしてないでしょうねー。」


純大はまたゲームに夢中になっていて
耳に入ってないようだった。


「蓮兄…変なこと言わないでよ。」


いちいち反応しちゃっている自分が
恥ずかしかった。


「なんか、すごいたくさん買ってきたんだね?」


有と蓮は大量の買い物袋を下げて
帰ってきた。


「今日はパーティだよ。たくさん、買って来たから、みんなで食べよう。」