突然ですが、イケメンアイドルの妹になることになりました!①

スタジオにはいると
スタッフさんらしき人達が純大に
挨拶をする。

純大はそれに明るく挨拶を交わした。

こういう姿を見ると
本当に芸能人なんだなぁと実感した。

私はなんだか落ち着かなくて、純大に隠れるようにしながら進んだ。


「北川さん、こちらです。」


案内された部屋には蓮と有が
休憩をしていた。

部屋に軽く有の煙草のフレーバーが残っていた。


「あ、杏奈。遅かったな。」

「あ…」


蓮は本当にそこに妹がいるように、私に声をかけた。

今までとは違った雰囲気。

さすがだ。