「おはよ。」


珍しく先に起きていた純大が
そっと優しく微笑んだ。


すでに外は陽が昇り、カーテンごしに朝日が差し込んでいる。


いつの間に寝ちゃったんだろう…


「お、おはよう…」


私…ジュンちゃんと
しちゃったんだ…。


こんな格好よくて
素敵な人と…嘘みたい。


目の前にいる純大は、いつも以上に格好良く見えた。


「ちょっとごめん。」


私を超えて、サイドテーブルに置いてあった携帯に手を伸ばした。


目の前に裸の上半身がある距離感に胸がキュンとする。


「大丈夫?顔真っ赤だけど…熱でもあるんじゃないの?」


一つになれたら、愛されていると安心できると思った。


だけど、もっともっと気持ちが加速していく。


「もー…かっこよすぎて…死んじゃう…」