「ひまり?大丈夫?」


考えこんでいたら、目の前に蓮兄の顔があった。


「きゃっ!///」


一緒に暮らすようになってから
2ヶ月が経とうとしていたけど、

このキラキラにはいまだに慣れない。


これは純大と付き合ったから
変わるものでもない。


蓮兄が美少年すきるんだ。


「具合でも悪い?」


蓮はひまりのおでこに自分のおでこを
コツンとあてた。


「ひゃっ…///」

「熱はなさそうだね。杏奈もすぐ熱だしてたからなー」


蓮兄はケラケラ笑っている。

私のドキドキにはまったく気づいてなさそうだ。


本当いつものほほんとしていて
自分が美少年の自覚があるのかなーって
時々思う。

妹だと思ってるからなのか
無自覚なのか
いつも距離も近いし…


こんなの女の子にやったら、みんなドキドキしちゃうと思う。