「ひまりちゃん?!」


先に帰ったはずの有が
なぜか眠っているひまりちゃんを連れて帰ってきた。


「ちょっとお酒付き合ってもらったら、寝ちゃった♪」


有は抱き抱えていた彼女をこっちに渡すと
トイレに行ってしまった。


ひまりはすやすやと眠っている。


「どうしよう…とりあえず部屋に…。」


そのまま、ひまりの部屋に彼女を連れて行った。


ギシ…



「大丈夫?ひまりちゃん。」


ベッドに横にしても起きる気配はない。


有ってば…
こんなになるまで飲ませるなんて…。


帰ってきたってことは
何にもしてないよね…