おむすびを朝、食べてしまったので、汐音はお昼ごはんを買いにコンビニに来ていた。
輝美は朝、サンドイッチを買ってきており、真琴は自分でお弁当を作ってきていたので、汐音ひとりだった。
「待っててあげるから急いで行って来なさいよ。
その代わり、猛ダッシュよ。
あ、ついでに、アロエヨーグルト買ってきて」
と輝美に言われ、真琴に、
「また、輝美ったら、そんなこと言って~。
汐音、別に急がなくていいわよ。
話して待ってるから。
……コラーゲン入りのグレープフルーツジュースとガトーショコラ買ってきて」
と言われたので、まず、それらを探す。
……アロエヨーグルト、コラーゲン入りのグレープフルーツジュース、ガトーショコラ。
ぶつぶつ口の中で言いながら、混み合っているコンビニの中を歩いていると、向こうから父母がやってきた。
挨拶しなくてはっ、と思った汐音は口を開いて言った。
「アロエヨーグルト、グレープフルーツ、コラーゲン入りのガトーショコラ!」
えっ? という顔を父母がする。



