翌日、会議室で一緒に会議の準備をしていた輝美に汐音は訊かれた。
「昨日のあの人、日坂さんのお友だちなのよね?
よかった。
極上のイケメンの友だちは極上に違いないわ」
テーブルに並べていたお茶のペットボトルを握って言う輝美に、真琴が言う。
「それを言うなら、渡真利さんとおむすびさんも知り合いっぽかったから、渡真利さんも極上のイケメンってことよね?」
いやあの……、真琴さんはリアルで渡真利さんを見てるじゃないですか。
まあ、二人がとても幸せな結論に辿り着いてくれたおかげで、加倉井さんが追いかけられなくてよかった、と汐音は思っていた。
でも、友だちの友だちはみなイケメンなら、世界中みなイケメンでは……?
まあ、それも平和な世界だ。
みんな、何処かいいところがあるものだし、特に間違ってはないか、と汐音が思ったとき、真琴が輝美を急かしはじめた。



