狙われてますっ!

「いや、いつも鍛えてくれる人がわからないとか、どうなんだ?
 ナゾの仙人かなにかに習ってるのか、お前は」

 ああ、せっかく渡真利さんが信用して採用してくれたのに、なんかボロボロ余計なこと言ってしまいそうだっ。

 やはり、早くお茶でもお出ししてお帰りいただこうっ、と汐音は決意する。

 実は、お昼前、職場に来た渡真利に褒められたのだ。