狙われてますっ!

「ええっ?
 私、ちゃんと払いますっ」

「だから、ちゃんと三千円払え」

「なんでですかっ。
 私、地下施設でご奉公してでも、ちゃんと料理とサービスに見合う対価をお支払いするつもりだったのにっ」
と汐音は言ったが、

「……ありません、地下施設」
と笑顔のまま、有川は言ってくる。

「此処であとやることと言えば、皿を洗うことと、屋敷を片付けることだけです」

「じゃあ、お皿洗って、パンダと床を磨きますっ」

 金額に動転したまま汐音は叫び、求に、

「いや、パンダ、何処から出て来た……」
と言われてしまった。