狙われてますっ!

「では、呑み会、金曜以外なら大丈夫です、と言ったことにしてください」

 渡真利は頷きかけて、

「……いや、なんでだ」
と訊き返してくる。

「……金曜、用事があるからです」

 私もなんか出なくちゃいけなくなったみたいなんで、と言うと、

「お前が仲介してんだから、当たり前だろ。

 ……っていうか、なんの用事だ。
 加倉井求か」
と鋭い目で見て言われた。

「な、なんでですかっ?」

「お前の目がそう語っている……」

 どんな目ですかっ、と思いながら、動揺のあまり、たまたま目の前にあったキウイサンドをつかんでしまう。