狙われてますっ!

 いや、なんでだ……と思う汐音に渡真利は言ってくる。

「ともかく、ちゃんと『普通に』してろよ。
 そうじゃないと、ほんとに元・警察官になるぞ」
と言われ、ひっ、と怯える。

「だ、大丈夫ですっ。
 これ以上ないくらい普通にしてますっ」

 それでは、お疲れ様で~すっと汐音は早口に言い、急いで、今回の任務のために借りてもらったアパートに帰っていった。