「普通、そういうことは最初に訊かないか?」
と渡真利には言われたが。
いや、迂闊に訊いたら、
「そうだな。
なんでお前なんだろうな。
やっぱりやめとくように言おう」
とか言われそうだったからだ。
一度はやってみたいではないか、潜入捜査とかっ、と思う汐音に渡真利は言う。
「俺もよくは知らないんだが。
女性もひとり潜入させた方が中の人間関係とかわかりやすいんじゃないかという話になって。
でも、そういうの専門の部署の奴は、目に隙がなかったりして、警戒されるから。
すぐに職場に馴染めそうで、誰が見ても警戒心がわかない。
すごい普通に見えるが普通じゃない奴を手配しろという話になって、選ばれたのがお前らしい」
……どういう基準なんですかね、それ。
と渡真利には言われたが。
いや、迂闊に訊いたら、
「そうだな。
なんでお前なんだろうな。
やっぱりやめとくように言おう」
とか言われそうだったからだ。
一度はやってみたいではないか、潜入捜査とかっ、と思う汐音に渡真利は言う。
「俺もよくは知らないんだが。
女性もひとり潜入させた方が中の人間関係とかわかりやすいんじゃないかという話になって。
でも、そういうの専門の部署の奴は、目に隙がなかったりして、警戒されるから。
すぐに職場に馴染めそうで、誰が見ても警戒心がわかない。
すごい普通に見えるが普通じゃない奴を手配しろという話になって、選ばれたのがお前らしい」
……どういう基準なんですかね、それ。



