瀬川くんのジャージ



ーーーー

昼休み、空き教室で。

すみれちゃんと爽くん涼くんに囲まれ。
朝のことについて、詳しく話してと、詰め寄られてた。


「涼だって最後しか間に合ってないんでしょ。
本当にひどいことされなかった?」


とすみれちゃんが心配そうに聞いてくれるのは、ありがたいんだけど。




「…あの、その前にいいかな。


涼くん、膝から下ろしてくれないかな…?」


私の言葉に「やだ」と短く答え、それどころか手まで回して、後ろから抱きしめるように座る。

あぐらをかく、涼くんにすっぽり包まれてしまった。