と思ったのも束の間。

「じゃあ今日はもう寝るから、偲は俺の部屋に行きな」

グイグイと背中を押されリビングを追い出される。

さっきの今で何があった。

「おやすみ、偲」
「う、うん。おやすみ仁坂」

最後にまた頭を撫でられた。