隣の席の一条くん。

恐れ多いと言うか…。

怖いもの知らずと言うか…。


「いきなりなんだよ、お前」

「オレは、爽太。よろしくな〜」


会話が成立しているのかしていないのかはわからないけど…。

…やっぱり爽太くん、いろんな意味で空気が読めていない!


「俺が金髪だろうと、お前には関係ないじゃん」


突然、パーソナルスペースに侵入してきた爽太くんに対して、なんだか一条くんが敵意を向けているように感じる。