隣の席の一条くん。

晴翔もママも背中を押してくれる。

だから、あとは社長に思いを伝えるのみ。



そして、次の日――。

わたしは事務所に向かった。


社長室に入ると、なぜかにこやかな表情で社長が出迎えた。


来年は、映画とドラマの主演が確定。

さらには、ソロデビューも約束されている。


こんな好条件、普通なら断るはずがない。


きっとわたしは、仕事を優先するに違いない。