隣の席の一条くん。

だけど、それきりで仕事はなくなり、それ以降も長く芸能活動をしたいという夢をわたしに託していたんだそう。


芸能活動の楽しさや辛さも、ママは自分自身の経験でわかっている。


わたしがよく考えて、それでもやめたいと言うのなら、これ以上させるつもりはないと言ってくれた。


「でも明日、社長さんに自分の口からちゃんと話せる?」

「…うん!わかってもらえるかはわからないけど、思っていることを全部話すよ」