隣の席の一条くん。

その言葉を信じて待っていたけど、10分経っても20分経っても、30分経っても…晴翔から電話がかかってくることはなかった。



晴翔からの電話を、半ば諦めかけていた――そのとき。


〜♪〜♪〜♪〜♪


待ちに待っていたスマホが鳴った。

それはもちろん、晴翔からの着信。


晴翔が電話を切ってから、1時間近くがたっていた。


〈…もしもし!?〉

〈あっ、ひらり?〉