隣の席の一条くん。

明日の2学期の始業式後、また事務所へ行って、社長と話す予定になっている。


…結局、まだ答えは出せていない。


今日は仕事もないし、雨だしということで、1日中家にいるつもり。


部屋の窓から、憂鬱そうな顔をして、憂鬱な空を眺めていた。


そのとき――。


〜♪〜♪〜♪〜♪


スマホの着信音が鳴った。

見ると、晴翔からの電話だった。


〈もしもし、ひらり?〉