隣の席の一条くん。

それを最後に、わたしが担当する学生時代までのシーンが撮り終わる。


しかしここで、慌てた様子でスタッフさんが駆け寄ってきた。


「ひらりさん、すみません!土壇場で脚本が変わりまして…」

「ここにきて、変更ですか?」

「…はい。でも大丈夫です!セリフはそのままなので」


そう言われて、1枚の紙を渡される。


その紙に上から目を通すと、どうやら新しい脚本のようだった。