隣の席の一条くん。

険悪なムードがここだけに流れている。


どうにかしないとと思っていた――そのとき。


「そろそろリハーサル始めます!」

「怜也さん!スタンバイお願いしま〜す!」


そんなスタッフの声が聞こえて、なんとか助かった。


怜也の突然の告白には、びっくりしたけど――。

一条くんも一条くんで、なんでなにも言い返さないの…?


一条くん…、もうわたしのことなんて……。