隣の席の一条くん。

だけど、わたしにとっては核心を突かれていて、言葉に迷った。


そんなわたしの態度に気づいて、一条くんがとっさにフォローしてくれたのだろうけど――。


『ただの友達です』


改めて、一条くん本人の口からそう告げられると……辛い。



「ひらりは“恋愛禁止”のアイドルだから、だれとも付き合うわけないよな」

「そ…そうだよ!怜也もなに言って…」


本当はこんなこと、一条くんの前で言いたくない。