隣の席の一条くん。

見上げると…。


「今日が最後だな、ひらり」


わたしよりも頭1つ分背が高い怜也だった。


怜也が1メートルにも満たない距離にきて、彩奈は興奮のあまり、口がパクパクしていた。

息をするのも忘れるくらい、怜也に夢中だ。


「あ…彩奈!ちょっと落ち着きなよ!1回、深呼吸してっ」

「だっ…だって!目の前に…れ、怜也がっ…!」

「ひらりの友達?オレのこと知ってくれてるの?サンキュー!」