隣の席の一条くん。

想像以上に喜んでくれた。


ファンの俳優を間近で見れるんだもんね。

わたしでも興奮する。


「…でも、アタシだけとなるとちょっと行きづらいかも」

「大丈夫。2〜3人くらいだったら、連れてきてもいいって言われたから」

「そうなの!?…じゃあ、爽太と〜。一条くんも誘おっかな♪」


…『一条くん』。


その名前に、勝手に体が反応する。