隣の席の一条くん。

どんな顔して会えばいいのかわからなかったけど、一条くんはいたっていつも通りだった。


昨日のことがまるで嘘だったかのように、授業中は寝ているし、気分で話しかけてくる程度。


あの告白は、実は夢だったのかと思ってしまうほど、何事もなく数日が過ぎて行った。



そんなある日。


わたしは登校するとすぐに、彩奈の席に向かった。

彩奈にいい知らせがあるからだ。