隣の席の一条くん。

2人組の女の子は、わたしに勉強を教える一条くんを見て、クスクスと笑っている。


わたしと一条くんが…釣り合わない?

そんなのだれが決めることなの?


そりゃ、一条くんは金髪が似合っててかっこいいから、わたしみたいなどこにでもいるような女の子が隣にいるべきじゃないかもしれない。


…だけど、わたしは一条くんの隣にいたい。

一条くんの隣にいさせてほしい。