隣の席の一条くん。

ユイカちゃんはPEACEのことを考え、そして別れたあとのことも考えて、今までひっそりと恋愛していたんだ。

だから、ずっといっしょにいたけど、わたしもマオちゃんも知らなかったわけだ。


「要は、バレなきゃいいのっ。でも、恋愛するなら徹底的に隠さないとダメだからね!」

「…うん、わかった!ありがとう、ユイカちゃん!」


ユイカちゃんのおかげで、マオちゃんも元気が出たみたい。