校門を出てしばらく歩くとここで違和感…

「燐?あのぉ…もぉ手離してもいい?」


「えっ?やだ」


「いやーでも恥ずかしいような違和感があるような」

燐が私の顔と繋いだ手を交互に見回した

「つべこべ言ってないで早くいこうぜ」

いやこの間はなんだったん?

「もー軽く流さないでよ」


不思議と嫌ではなかった

ってかむしろなんかムズムズするようなふわふわした感じ…

なんだろうこの感じ

結局手は繋いだままだった