俺が好きなのは、ずっとお前だけ。



「ひゃ……」


朝陽くんに耳たぶを甘噛みされ、ぴくりと身体が跳ねる。


「みつ、おいで?」


朝陽くんが自分のベッドに腰掛け、笑顔で両手を広げている。


朝陽くんは、ぽんぽんと自分の膝の上を叩く。


私は、そんな彼の膝の上に素直に座る。


後ろから手を回され、私のお腹で彼の手が組まれる。相変わらず、すごい密着。


この、朝陽くんの膝の上に座るのは、ふたりきりのときはするのが当たり前になった。


最初の頃に比べたら慣れたけど、まだちょっとドキドキする。