「朝陽くん、なんで知って……」
「あ、今認めた」
朝陽くんは、イタズラが成功した子供のように笑う。
「朝陽くん、ひどっ!」
「はいはい、美月ちゃん。そんなプリプリしないの。テスト前は、部活休みだから。俺がマンツーマンで、じっくり数学教えてやるから」
「え! ほんと!?」
それじゃあ勉強教えてもらう分、朝陽くんと一緒に過ごせるってことだ。やったぁ。
「今度の俺の誕生日。絶対にみつと一緒に過ごしたいから……俺もテスト頑張るな」
「うん! 私も頑張る!!」
テスト勉強、やる気出てきたー!
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