「いいよ。もっと見せつけてやれ。こんなにも可愛いみつが俺の彼女だってこと、みんなに知って欲しいしな」
朝陽くん……。
「もしかして俺と付き合うことで、また女子にいじめられるんじゃないかとか、そういうこと気にしてる?」
「うん……」
だって、朝陽くんは学校の王子様で。
好意を寄せる女の子は、多いから。
「大丈夫。これからはそんなこと、絶対にさせない。みつのことは、俺が全力で守るから。安心しろ」
朝陽くんが繋いでいないほうの手で、私の頭を優しく撫でる。
この大きな手に頭を撫でられる度に、すごく安心する。



