俺が好きなのは、ずっとお前だけ。



最近、やけに朝陽くんのことが気になって。


他の女の子と、カラオケに行かないでと強く思ったり。


朝陽くんの自分への態度が突然変わって、こんなに戸惑って。


自分からでも、必死に話しかけたりしていたのも……。


それらは全て、私が……朝陽くんを『好き』だから。


ほんとは、前から薄々気づいていたけど。


中学のときのことがあるから、学校の王子様である朝陽くんを『好き』だと、すぐに認めるのが怖かった。


──いつも真っ直ぐで、一途に私のことを想い続けてくれていた朝陽くん。


意地悪だけど、優しくて。かっこよくて、たまに可愛いところもあって。


サッカーが上手くて、笑顔が素敵な朝陽くんに……いつの間にか、どんどん惹かれていってたんだ。


だから、階段から突き落とされたあの日。


成宮さんにブスとか、朝陽くんと不釣り合いだと言われて、いつも以上にショックだったんだ。



──朝陽くんは、『朝陽』という名の通り、キラキラと輝く太陽みたいな人。


逆に私は、地味で、内気で、消極的で。
朝陽くんとは、正反対。


輝く太陽には、同じようにキラキラした太陽みたいな人でないと、きっと釣り合わない。ずっとそう思っていた。