クールな完璧先輩は推し活女子を溺愛する

放課後の廊下を魅亜はひとり、とぼとぼと歩く。

心配した田部井ちゃんが

『あたしも一緒に着いてくよ!校長室のドアの外でスタンバイしてるから、ピンチになったら中から呼びなよ!道具持って助けに行くよ!!』

と、掃除用のモップを3本も背中に括りつけて、魅亜のあとから着いて来ようとした。

田部井ちゃんは、きっと倉員が陰から糸を引いているにちがいない、とカンカンになっている。

それならそれでちょっぴり厄介だし、これ以上、田部井ちゃんに迷惑をかけたくない。