クールな完璧先輩は推し活女子を溺愛する

弱きを助け強きをくじく、響一郎の一貫した姿勢に小心な男子は畏れおののき、大胆な女子は大絶賛した。

つまり、新入生の女子全員が魅亜の恋のライバルであり、下手をすると2年生、3年生の女子までもライバルかも知れないのだ。

魅亜が焦るのも無理もないことだった。


「天神さんにお参りして、お守り買って、おみくじ引いて、ゴーカートに乗って、梅ヶ枝餅買って……。あと時間があれば九州国立博物館も行こうか?ねぇ!魅亜ちゃん?」

「はっ?な、なに?」