一方、魅亜たち三人が今までの事が嘘のように仲良くなって、職員棟の玄関を出たことを確認すると、事務員の野見山は事務室で電話を掛けた。
「いえ、響一郎様と女子の二人きりではなく、もう一人男子がいます。名前は確か、『田部井 暁』と響一郎様が──。はい、引き続きお任せ下さい」
先程とは打って代わって、礼儀正しい口調で電話を切る。
だが──
「ケッ!何が“響一郎様”だ!三代揃ったアホ学校が!!」
電話を切った途端、誰もいない事務室で本音をぶちまけると、朝から何百回も読んで飽き飽きした新聞を屑籠に放り込んだ。
「いえ、響一郎様と女子の二人きりではなく、もう一人男子がいます。名前は確か、『田部井 暁』と響一郎様が──。はい、引き続きお任せ下さい」
先程とは打って代わって、礼儀正しい口調で電話を切る。
だが──
「ケッ!何が“響一郎様”だ!三代揃ったアホ学校が!!」
電話を切った途端、誰もいない事務室で本音をぶちまけると、朝から何百回も読んで飽き飽きした新聞を屑籠に放り込んだ。



