引越し先の2人の王子様

南さんに連れて来られたのは、前と同じ校舎裏


ほんと好きだよね


「ねぇあんた何、人の忠告無視して魁一くんと登校してきてんの」

ちゃんと言うって決めたんだ、私が2人と一緒にいる理由を

「私さ自慢するために2人と仲良くしてるんじゃないの、2人といると楽しいから

一緒にいるの、勝手に勘違いしないで」


「はっ?何言ってんの前も言ったけど樹くんも魁一くんもみんなのものなの

何回も言わせないでちょうだい」

「だからふ」

だから2人は物じゃない

「何また言う?2人はものじゃないって、あんたの屁理屈はどーでもいいのよ、私

知ってるのよ、あなたが昨日2人と学校に残ってたのは」


なんで何でもかんでも自分の中で結論作って人のこと責めようとするの?

「それは2人とも日直の仕事手伝ってくれただけで」


「うるさい!」

「きゃっ」

ヒスてリックになった南さんは私の方を思いっきり後ろに押した

それによろけて転んだ私を見て満足になったのか

「私はちょっと肩を押しただけよ、勝手に転んどいて私のせいとか言うのやめてよね

じゃあねーこれが最後の忠告だと思った方がいいわよ」


そういって南さんは帰ってしまった。