死なないあたしの恋物語

「おぉー見た見た。なんだっけあのテレビ」


「えーっとなんだっけねぇ?」


あたしと洋人君が同時に首をかしげたので、真夏と綾が同時に噴出した。


真夏なんておなかを抱えて笑っている。


「もう、2人とも本当にお似合いなんだから」


お似合い!?


その言葉にまた心臓がドクンッとはねる。


なんとかごまかそうとしたのに、これじゃ台無しだ。


またしどろもどろになってしまいそうになったとき、強い視線を感じて教室後方へ視線を向けた。


そこには美鈴さんと雅子さんが立っている。


こちらと、じとっとした、あの目で見つめてきているのだった。