2人のことは事前に調べていて、ぜひ親友になりたいと思っていた。
全く正反対の2人だからこそ、一緒にいて楽しそうなのだ。
「千奈、この前約束してた本、持って来たよ」
綾がそう言って文庫本を差し出してくれた。
この時代で今流行っている自己啓発書だ。
小説ではなく、こういう本を好んで読む綾にあたしは好意を抱いていた。
「綾、またそんなよくわからない本を読んでるの?」
真夏が横から本のタイトルを覗き込んで怪訝そうな顔をしている。
「なになに? 『自分を変える七つの方法』? 綾、自分を変えたいの?」
「そうじゃなくて、こういう考え方もあるんだなぁと思って読むのが楽しいの」
綾の説明に真夏はますます首をかしげている。
わが道を行く真夏からしてみれば、他人の考え方なんて興味がないのかもしれない。
それが真夏のいいところだ。
そして沢山の本を読む綾は立場によって人の考え方が変わることを知っている。
それは、綾のいいところだ。
「そんなことよりさ、夏になったら3人で海に行こうよ!」
全く正反対の2人だからこそ、一緒にいて楽しそうなのだ。
「千奈、この前約束してた本、持って来たよ」
綾がそう言って文庫本を差し出してくれた。
この時代で今流行っている自己啓発書だ。
小説ではなく、こういう本を好んで読む綾にあたしは好意を抱いていた。
「綾、またそんなよくわからない本を読んでるの?」
真夏が横から本のタイトルを覗き込んで怪訝そうな顔をしている。
「なになに? 『自分を変える七つの方法』? 綾、自分を変えたいの?」
「そうじゃなくて、こういう考え方もあるんだなぁと思って読むのが楽しいの」
綾の説明に真夏はますます首をかしげている。
わが道を行く真夏からしてみれば、他人の考え方なんて興味がないのかもしれない。
それが真夏のいいところだ。
そして沢山の本を読む綾は立場によって人の考え方が変わることを知っている。
それは、綾のいいところだ。
「そんなことよりさ、夏になったら3人で海に行こうよ!」



