「でもみんな3人で遊びに行ったんだって言ってるし、きっと大丈夫だよ。それより、久典君に連絡もしないなんて、なにを考えてるのかな?」


郁乃の怒りを含ませた言葉を無視して、自分の席へと向かう。


椅子に座ってスマホを確認してみるけれど、やっぱり千紗からの連絡はなかったのだった。