愛して先輩っ! XXX

「瑠衣は、モデル業をやっているんだよ」



星矢くんが説明をしてくれる。

ああ、雑誌のモデルとかそういうこと?

だから『僕のこと知らないの?』なんて、言ったんだ。

と、いうことは、売れているモデルさんなのかな。



「そうなんだ。芸能人ってこと?」

「……だったら、なに?」



瑠衣くんって、私に喧嘩売っているのかな。

さっきから、そんな態度をとられている気がする。

少しイラッとしてしまうのは仕方のないことだと思う。



「その態度。どうせ“女は顔で判断する”とか思っているんでしょ?」

「なっ、」

「確かにそういう子も多いかもしれないけど、全員が同じと決め付けるのはどうかと思う」



売り言葉に買い言葉。

言い過ぎたかな。

と、思ったけど、私は間違ったことは言っていないはず!



「なにも知らないくせにっ」

「そりゃそうでしょ。初対面なんだから」



睨み合う私と瑠衣くん。

星矢くんが止めに入ってくれているけど、止まらない睨み合い。