「奈々ちゃんも女の子に育ったねぇ」
……おばあちゃん。
私は生まれてから今日まで、ずっと女の子だったよ。
おばあちゃんのおかげで、甘い雰囲気がどこかへいってしまった。
いや。
それでいいんだけど。
彼らの言葉が本気の言葉だとしても、私は答えなんて出せないと思うから。
こういうシチュエーションは初めてだし。
どうしていいのか分からないし。
それに。
誰かと付き合うってことは、ひとりを選ばなきゃいけないってことでしょ?
彼らの中からひとりを選ぶなんて絶対無理。
みんなのこと、好きだし。
……恋愛対象として見てこなかったけど。
でも。
もし、これから、“恋人”という存在が私に出来たら……。
なんて、妄想してしまう自分がいるんだ。
おばあちゃんと楽しそうに話している彼ら。
今は、“恋人”とかじゃなくて、この時間を大切にしたい。
わがままだとは思う。
彼らの言葉に真剣に向き合わなきゃ、と思うけど。
だけど、ゆっくり時間をかけて、これからの時間も歩んでいきたい。
窓から見える夕日。
そろそろ、みんなは寮に帰る時間なのかな。
……私は、退寮届けを提出してしまったから。
もう帰れないけれど……。
……おばあちゃん。
私は生まれてから今日まで、ずっと女の子だったよ。
おばあちゃんのおかげで、甘い雰囲気がどこかへいってしまった。
いや。
それでいいんだけど。
彼らの言葉が本気の言葉だとしても、私は答えなんて出せないと思うから。
こういうシチュエーションは初めてだし。
どうしていいのか分からないし。
それに。
誰かと付き合うってことは、ひとりを選ばなきゃいけないってことでしょ?
彼らの中からひとりを選ぶなんて絶対無理。
みんなのこと、好きだし。
……恋愛対象として見てこなかったけど。
でも。
もし、これから、“恋人”という存在が私に出来たら……。
なんて、妄想してしまう自分がいるんだ。
おばあちゃんと楽しそうに話している彼ら。
今は、“恋人”とかじゃなくて、この時間を大切にしたい。
わがままだとは思う。
彼らの言葉に真剣に向き合わなきゃ、と思うけど。
だけど、ゆっくり時間をかけて、これからの時間も歩んでいきたい。
窓から見える夕日。
そろそろ、みんなは寮に帰る時間なのかな。
……私は、退寮届けを提出してしまったから。
もう帰れないけれど……。



