「私、勉強していないよ?」
「そうだな」
祐樹先輩が私の言葉に頷く。
うん。
祐樹先輩は私のことをよく見てくれている。
私が勉強をしていないことまで、よく見てくれている。
あまり嬉しくないけど。
というか、全く嬉しくない。
「赤点取ったらどうなるの……?」
「補習」
「補習で点取れなかったら、どうなるの?」
「呼び出されるだろうな」
……私、赤点、呼び出しは決定かもしれない。
頭を抱える私に瑠衣くんは手を差し出してきた。
手を握っている瑠衣くん。
私に元気をあげようと、飴でもくれるのかな。
優しい。
そう思って、私も手を差し出す。
その手に、ぽん、と、置かれたのは。
「鉛筆……?」
「問題分からなかったら、鉛筆転がせば大丈夫だよ!」
ニコニコ笑っている瑠衣くんを一発殴ってやろうかと思いました。
「そうだな」
祐樹先輩が私の言葉に頷く。
うん。
祐樹先輩は私のことをよく見てくれている。
私が勉強をしていないことまで、よく見てくれている。
あまり嬉しくないけど。
というか、全く嬉しくない。
「赤点取ったらどうなるの……?」
「補習」
「補習で点取れなかったら、どうなるの?」
「呼び出されるだろうな」
……私、赤点、呼び出しは決定かもしれない。
頭を抱える私に瑠衣くんは手を差し出してきた。
手を握っている瑠衣くん。
私に元気をあげようと、飴でもくれるのかな。
優しい。
そう思って、私も手を差し出す。
その手に、ぽん、と、置かれたのは。
「鉛筆……?」
「問題分からなかったら、鉛筆転がせば大丈夫だよ!」
ニコニコ笑っている瑠衣くんを一発殴ってやろうかと思いました。



