「王となったからには、妃が必要だしな。
アッサンドラの姫なら申し分はない。
別にお前が好みだとか、お前じゃなきゃ嫌だとか言うわけではないのだが。
……今日からお前は俺の妻だからな」
とまだ、ごちゃごちゃ言いながら、ジンが、ぽん、と肩に手を置いてきたので、つい、さっきのエンのように払ってしまっていた。
もう妃であって、貢ぎ物じゃないんだから、少々派手に抵抗しても斬り殺されることもあるまいと思いながら。
ジンに言ったら、
「いやいやっ、お前どんな状況下でも派手に抵抗してるだろうがっ」
と叫ばれていたかもしれないが。
アッサンドラの姫なら申し分はない。
別にお前が好みだとか、お前じゃなきゃ嫌だとか言うわけではないのだが。
……今日からお前は俺の妻だからな」
とまだ、ごちゃごちゃ言いながら、ジンが、ぽん、と肩に手を置いてきたので、つい、さっきのエンのように払ってしまっていた。
もう妃であって、貢ぎ物じゃないんだから、少々派手に抵抗しても斬り殺されることもあるまいと思いながら。
ジンに言ったら、
「いやいやっ、お前どんな状況下でも派手に抵抗してるだろうがっ」
と叫ばれていたかもしれないが。



