「部活だってやってるし、そのあとにバイトなんて。翔の体が心配だよ」 「俺はまだピチピチの高校生だよ、侮るな」 「ふふっ、そうだね。工事現場の“おじさん”じゃないもんね」 「おい!勝手におじさんにすんなよな」 そう言ってコツンとおでこを突かれた。 「翔の状況って、岡崎先輩も知ってるんだよね?」 「彩耶?そうだね、彩耶とは家が近所だし、うちの親が長野へ行く時に彩耶の親に挨拶に行ったんだと思う。時々彩耶の親が様子を見に来てくれるんだ。別に俺は大丈夫なんだけど」