クラスマッチの翌日。

登校途中も学校へ着いてからもなんだかジロジロ見られているような気がする。

私、何かついてる?誰も教えてくれないから分からないよ。

教室に入ると先に登校していた未菜やともちゃんたちが、私を取り囲んだ。

「結月、昨日のこと教えて。保健室で何かあった?」

「高槻先輩と二人きりだったんでしょ?」

「結月、羨ましい~」

「結月、これでもみんな心配してたんだよ。昨日の結月は派手に転ぶし、高槻先輩を独り占めするし、高槻ファンが大騒ぎだったんだからね」

「未菜ぁ、昨日の大騒ぎってその事だったの?私、高槻ファンに恨まれてるの?」

「そりゃもう、大変だったんだからねー。特に岡崎先輩が。部活対抗リレーになっても高槻先輩が帰ってこなかったから、岡崎先輩が発狂寸前だったんだよ」

「こ、怖い」