きみのため




「俺言ったよね?約束破ったら
どうするか…」



脳裏に、あの時の記憶が蘇る。




「ねぇ真央…どうして俺を避けたの?
愛してるだけじゃ足りなかった?
不安になっちゃった?」



首を傾げる紫乃くんの声が、遠くなる。





『真央は一生俺に守られて
一生俺に愛されていて』




『約束ね。

──もし破ったら






真央のこと殺しちゃうから』